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「ベッドの処分方法が分からない」
「処分するにはどのぐらいの費用がかかるの?」
「そもそも家から運び出せない」
そんなお悩みはありませんか?
ベッドの処分方法はいくつかあります。粗大ごみとして回収してもらったり、買い替え・引っ越し時に引き取ってもらったりなどがその例です。
簡単かつ手軽に捨てるには、その中から自分に最も適した方法を選ぶのが重要です。
この記事ではベッド・マットレスの処分方法と、それぞれの費用相場を比較した結果を紹介します。最後にはエコーズでの回収事例や実際の費用も掲載しているため、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ベッドの処分方法7選|それぞれのメリット・デメリットも
ベッドの処分方法は合計で7つあります。それぞれメリット・デメリットが異なるため、自分に合う方法は何なのか考えてみましょう。
また、手続きなしでベッド・マットレスをごみ捨て場に放置すると、不法投棄とみなされる可能性があります。
不法投棄が発覚した場合は懲役5年以下もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方が科せられてしまうため、くれぐれもご注意ください。
①粗大ごみとして回収してもらう
粗大ごみとして回収してもらう方法です。
自治体によって多少異なりますが、基本的には1辺の長さが30cm以上であれば粗大ごみとして扱われます。
依頼から回収までの流れは以下の通りです。
- 1. 処分したいベッドのサイズを測っておく
- 2. 自治体の粗大ごみ受付センターに連絡し、ベッドの回収を依頼する
- 3. 粗大ごみ手数料・収集日・収集場所などを確認する
- 4. スーパーやコンビニで、手数料分の粗大ごみ処理券を購入する
- 5. 必要事項を記入し、ベッド・マットレスに貼る
- 6. 回収日になったら、指定の時間までに収集場所へベッドを運び出す
- 7. 自治体がベッドを回収する
ベッドとマットレスは別料金となるため、同時に処分したい方はどちらにも粗大ごみ処理券を貼りましょう。
粗大ごみとして回収してもらうメリット
- ・処分費用が比較的安い
- ・ボロボロのベッドでも確実に処分できる
粗大ごみとして回収してもらうデメリット
- ・処分までに1週間~1ヵ月ほどかかる
- ・回収当日に指定された場所まで運び出さなければいけない
②地域のごみ処理施設へ持ち込む
自分でごみ処理施設へ持ち込む方法です。
回収してもらうよりも安く済むため、ベッドを運べるほどの車両が用意できる方は直接持ち込んだほうがお得に処分できます。
ただし回収に必要な手続きは、自治体によって異なります。
【必要な手続きの一例】
- ・受付時間内にごみ処理施設へ持ち込み、その場で代金を支払う(名古屋市)
- ・事前に申し込みをしてからごみ処理施設へ持ち込む(横浜市)
- ・粗大ごみ処理券を貼ってから、ごみ処理施設へ持ち込む(大田区)
そのため、事前に「〇〇(自治体名) 粗大ごみ 持ち込み」などと検索して、正しい手順を確認しておきましょう。
ごみ処理施設へ持ち込むメリット
- ・処分費用が安く済む
- ・速やかにベッドを処分できる
ごみ処理施設へ持ち込むデメリット
- ・ベッドを積めるほどの大きい車両を用意しなければいけない
- ・運搬から荷下ろしまですべて自分で行う必要がある
③解体して家庭ごみで出す
基本的に1辺が30cm以内でごみ袋に入る大きさであれば、家庭ごみとして出せます。
ベッドを解体し、のこぎりやボルトクリッパーで細かく分解できる場合は無料で処分できるのです。マットレスも、細かく切断すれば問題なく処分できます。
デメリットとしては、解体・分解する手間がかかることです。
かなりの時間がかかり、介護用ベッドやソファベッドの場合はモーター部分の取り出しも必要です。工具を持っていない方、十分な時間の確保が難しい方にはあまりおすすめできません。
製品自体の長さが1辺につき30cm以上であれば、たとえ細かく解体しても粗大ごみとして扱われる自治体もあります。
解体して家庭ごみとして出すメリット
- ・無料で処分できる
- ・特別な手続きが必要ない
解体して家庭ごみとして出すデメリット
- ・手間や労力がかかる
- ・もともと粗大ごみに分類されるものは、細かくしても処分料金が必要になる自治体もある(粗大ごみとして扱われる)
④リサイクルショップに買取を依頼する
ほぼ新品状態である、もしくは有名ブランドのベッドを処分予定なら、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。
その場合は処分費用がかからず、むしろお金が支払われるのが嬉しいメリットです。
デメリットは、リサイクルショップを探す手間がかかることです。
とくにマットレスは直接肌が触れるものなので、ブランド品やきれいな状態のもの以外は売れにくい傾向にあります。需要が少ない分、中古の製品は買い取ってもらえないケースが多いのです。
店舗へ出向く前に、処分したいベッドの状態を伝えて買い取ってもらえるか確認しておきましょう。
リサイクルショップに買取を依頼するメリット
- ・買い取ってもらえる場合はお金が入ってくる
- ・出張買取が可能なリサイクルショップもある
リサイクルショップに買取を依頼するデメリット
- ・ベッド・マットレスの状態が悪いと買い取ってもらえない
- ・ベッドの買取を依頼できるリサイクルショップを探す手間がかかる
⑤買い替え時に引き取ってもらう
ベッドを買い替える予定の方は、購入先の店舗に古いベッドの引き取りをお願いするのがおすすめです。
新しいベッドの搬入と古いベッドの処分を同時に行えるため「2台のベッドが自宅にある」「新しいベッドが到着する前に古いベッドを処分してしまった」という状態にならずに済みます。
引き取りサービスや下取りサービスをしているかは店舗によるため、購入時にスタッフへ相談しましょう。
ネットショップがある場合は、サイトの商品ページやご利用ガイドなどから確認できます。
買い替え時に引き取ってもらうメリット
- ・ベッドの買い替えと処分を同じタイミングで行える
- ・自分で運び出さなくて良い
買い替え時に引き取ってもらうデメリット
- ・ベッドを購入する必要がある
- ・店舗によって対応の可否や料金、引き取り条件が異なる
⑥引っ越し業者に引き取ってもらう
引っ越しと同時にベッドを処分したい方は、引っ越し業者に引き取ってもらうのが良いでしょう。新たに別の手続きを踏む必要がないため、手間なく処分できます。
ベッドの回収を受けていないところもありますが、可能な場合は見積もり金額を提示してくれます。
当日に伝えても引き取ってもらえない可能性が高いため、引っ越しの見積もり時に伝えるのを忘れないよう気を付けてください。
引越し業者に引き取ってもらうメリット
- ・特別な手続きを踏まなくて済む
- ・引っ越し業者によっては買い取ってくれる
引越し業者に引き取ってもらうデメリット
- ・引っ越しと同時でないと依頼できない
- ・対応の可否は引っ越し業者によって異なる
⑦不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者では、必要最低限の手間でベッドを処分できます。見積もり金額に納得できたら、あとは回収を待つだけです。
ほかに回収してほしい不用品がある場合は、まとめて依頼すれば一気に片付けられます。
ただし、中には悪質な不用品回収業者もいるため注意してください。あとから高額な料金を請求されたり、渡したベッドを不法投棄されたりする恐れがあります。
依頼する際は「一般廃棄物収集運搬業許可」を取得しているかを調べ、口コミもチェックしましょう。
ちなみにエコーズでは、年間1万件以上の不用品回収を承っております。
一点~大量の不用品回収まで幅広く行っているため、お気軽にご相談ください。無料見積もりやご予約はこちらです。
不用品回収業者に依頼するメリット
- ・家の中から運び出してもらえる
- ・ベッド以外の不用品も一緒に依頼できる
- ・業者や製品によっては買い取ってもらえる
不用品回収業者に依頼するデメリット
- ・粗大ごみとして処分する場合より費用が高くなる
- ・回収金額は業者によって大きく異なる
自分に合った処分方法は?費用相場や手軽さを比較してみよう
ここでは、7つの処分方法を「費用相場」「手軽さ」「向いている人」の3項目で比較しています。
これまでに紹介した内容とあわせて、どの方法が自分に合っているかを見極めましょう。
処分方法 | 費用相場 | 手軽さ | 向いている人 |
①粗大ごみとして回収 | マットレス(ベビーベッドを除く):1,000円
ベッド本体:1,500円 ※名古屋市の場合 |
✕ | 時間に余裕がある人
お金も手間もかけたくない人 |
②ごみ処理施設への持ち込み | 10kgごとに200円
※名古屋市の場合 |
✕ | ベッドを積める車両を用意できる人
処分費用を抑えたい人 |
③家庭ごみとして処分 | 工具・ゴミ袋代のみ | ✕ | 労力をかけてもいいが費用は安く抑えたい人
体力に自信があり、作業スペースを確保できる人 |
④リサイクルショップでの買取 | - | △ | もしくは(ほぼ)新品のベッドを処分する人 |
⑤買い替え時の引き取り依頼 | 無料もしくは3,000~10,000円 | ◯ | 新しいベッドを購入する(予定の)人 |
⑥引っ越し時の引き取り依頼 | 引っ越し業者の見積もり次第 | ◯ | 引っ越しする(予定の)人 |
⑦不用品回収業者に依頼 | 5,000~12,000円
※追加料金が発生する可能性あり |
◎ | 自分でベッドを運び出せない人
早く処分したい人 ほかの不用品もまとめて処分したい人 |
スプリングマットレスの処分方法について
マットの中にスプリング(バネ)が入っているスプリングマットレスは「適正処理困難物」に指定されており、一部の自治体やリサイクルショップでは回収してもらえません。
適正な廃棄物処理が難しい製品だからです。
家庭ごみとして処分したい場合はボルトクリッパーと呼ばれる工具で切断する必要がありますが、スプリングマットレスの解体はプロでも時間のかかる作業です。個人での解体・分解は現実的ではないでしょう。
そのため処分する際は、自治体や依頼先がスプリングマットレスに対応しているかの確認が必須です。
かかる費用はウレタンや樹脂素材のマットレスよりも高くなります。
ベッド・マットレスの処分でよくある疑問
ベッド・マットレスの処分に関して、よくある疑問を解決していきます。
無料で処分できる?
ベッド・マットレスを無料で処分できるかどうかは、自治体や業者、ショップによって異なります。
例えば、細かく解体して家庭ごみとして出せる場合は無料です。しかし新宿区や台東区など一部の自治体では、解体しても粗大ごみとして処分する必要があります。
そのほか買い替え時または引っ越し時にベッド引き取りを依頼するときは、業者やショップで対応方法が変わります。
詳しくは各ホームページを確認するか、電話・メールでお問い合わせください。
一人で運べないときはどうしたらいい?
「ベッドを運びたいけれど収集場所やショップまで一人で運べない」というときは、以下のいずれかの方法で対処しましょう。
- ・身近な人に手伝ってもらう
- ・分解して小分けにして運ぶ
- ・細かく分解して家庭ごみとして処分する
- ・自宅まで引き取りに来てくれる業者へ依頼する
ベッドの床板やフレームを分解してパーツごとに紐で縛れば、一人でも運びやすくなります。
一部の自治体では、65歳以上の高齢者や障がいを持っている方向けに、無料で運び出しサービスを行っています。対象者に当てはまる方は活用するのがおすすめです。
自分で対処できない場合は、自宅からベッドを運び出してくれる業者への依頼が必要です。
ベッドやマットレスはどう解体すればいい?
ベッド・マットレスの解体手順は以下の通りです。詳しい方法は取扱説明書をご確認ください。
ベッドの場合
【必要な道具】
- ・六角レンチ(またはベッド付属の専用工具)
- ・ドライバー
- ・軍手
【解体手順】
- 1. 掛け布団をどけて、シーツ・マットレスを取り外す
- 2. ベッドの床板を取り外す
- 3. ヘッドボード(頭部側に取り付けられている板)とサイドフレームとの間にあるネジを外し、ヘッドボードを取り外す
- 4. ベッドフレームの四隅にあるネジを外して分解する
マットレスの場合
【必要な道具】
- ・カッターまたはハサミ
- ・ごみ袋
【解体手順】
- 1. カッター(ハサミ)で、マットレスの側面にぐるりと一周切れ込みを入れる
- 2. 端を持ち上げ、スポンジを覆っている布を剥ぐ
- 3. ウレタンやスポンジをカッターで細かく切断する
- 4. スプリングマットレスの場合
【必要な道具】
- ・カッターまたはハサミ
- ・ごみ袋
- ・ボルトクリッパー
【解体手順】
- 1. カッター(ハサミ)で、マットレスの側面にぐるりと一周切れ込みを入れる
- 2. 端を持ち上げ、スポンジを覆っている布を剥ぐ
- 3. スプリングを足で押さえつつ、スポンジを引っ張り上げて剥ぐ
- 4. 片面が剥げたら裏返して、同じ要領で布とスポンジを剥ぐ
- 5. スプリングに残った細かいスポンジを除去する
- 6. ボルトクリッパーでスプリングを切断する
- 7. 裏返して、同じ箇所のスプリングを切断する
- 8. 6と7を繰り返して細かく分解していく
引き取ってもらう場合も解体は必要?
基本的には、解体せずそのままの状態でベッドを引き取ってもらえます。
しかし一部のショップのホームページには「そのまま持ち帰りができるよう、分解・解体しておいてください」と記載されています。
分解・解体を指示する文章がある場合は、解体しておかないと引き取ってもらえない可能性が高いでしょう。
そのため依頼前は商品ページやご利用ガイドを見て、ベッドの解体に関する記述がないかじっくり確認する必要があります。
エコーズがこれまでに回収したベッドの種類
不用品回収業者であるエコーズでは、ベッドの回収を行っております。これまでに回収したベッドの種類は以下の通りです。
- ・シングルベッド
- ・セミダブルベッド
- ・ダブルベッド
- ・クイーンベッド
- ・キングサイズベッド
- ・折りたたみベッド
- ・ソファベッド
- ・ロフトベッド
- ・脚付きマットレスベッド(シングル~ダブル)
- ・システムベッド
- ・ベビーベッド
- ・介護用ベッド
- ・電動ベッド
- ・エステベッド(施術ベッド)
処分費用はベッドの大きさや種類によって異なります。
「自宅にあるベッドを処分するには、どのぐらいの費用がかかるのだろう」と気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
【実例】ベッド回収費用の目安(税抜き)
過去にエコーズでベッドを回収したときの費用を表にまとめました。
ベッドの種類 | 回収費用(税込) |
シングルベッドフレームのみ | 2,200円~ |
シングルベッドフレーム+マットレスまたは脚付きマットレス | 5,500円~
※セミダブル以上はサイズアップごとに1,100円~別途 ※引き出し付きや跳ね上げ式収納付きは1,100円別途(チェストベッドは再見積もり) |
ロフトベッドの解体・回収 | 3,300円~ |
システムベッド(ロフトベッドの下に収納や机が付属しているもの)の解体・回収 | 5,500円~ |
ソファベッド | 2,200~5,500円
(一人でも持ち運び可能な軽量のもの~持ち運びに二人必要であり、三人掛けソファほどの幅があるもの) |
折りたたみベッド | 2,200~4,400円
(すのこ折りたたみベッド、スプリングマットレス付き折りたたみベッド) |
エステベッド(施術ベッド) | 2,750円~ |
電動ベッド・介護用ベッド | 5,500円~ |
出張回収へ伺う場合は、これらの費用にくわえて基本作業料金が発生します。
ベッド単品のご依頼でもそうでない場合も、必要なスタッフの人数・作業時間・搬出環境・対応エリアによってお見積もりいたします。
ベッドの解体作業に対して追加料金が発生することはありません。
※窓やベランダからの吊り降ろし作業は、別途で作業費のお見積もりが必要となります。遠方への単品・少量の回収は出張費が必要なエリアもございますので、あらかじめご了承ください。
実際の回収作業の流れ
エコーズでは、養生をしてお客様のお部屋が傷付かないよう搬出作業を行っております。
搬出が難しそうなベッドについても細心の注意を払って作業を進めるため、ご安心ください。
- 1. お部屋・玄関のドアや床、マンション共用部分に傷を付けないよう、必要箇所を養生します
- 2. マットレスが取り外せる場合は先に運び出し、マットレス一体型の場合はそのまま運び出します。分解可能なベッド本体(ベッドフレーム)は、弊社スタッフで分解・回収します
- 3. ベッドで隠れていた部分の掃き掃除は、お客様のご希望があれば無料(サービス)で行います※大量のごみが出た場合の回収費用は別途かかります
- 4. 代金のお支払いをお願いいたします
エコーズでのベッド買取について
エコーズでは、以下のようなベッドであれば買取も行っております。
- ・フランスベッド
- ・シモンズ
- ・シーリー
- ・日本ベッド
などのブランドベッド
マットレスのみがブランドものの場合は、マットレスのみの買取となりベッド本体は先述したような回収費用が必要です。
やぶれ・シミ(汚れ)・へたり・再販売に影響するほど臭いの強い品物は買取していません。あらかじめご了承ください。
また、買取金額は使用状態や経年状態、モデルにより前後します。
とくにベッドの状態は買取で最も重要な要素なので、ご依頼前にきれいにしておくことをおすすめします。
【実例】ベッドの買取費用事例
過去にエコーズで行った買取事例をご紹介します。
以下のようにベッド本体とマットレスよりも、マットレス単体のほうが高い査定金額となる場合もあります。
シモンズダブルベッド+マットレス
買取金額:4,500円
名古屋市にて出張回収いたしました。不用品回収と同時買取です。
シモンズセミダブルマットレス
買取金額:15,000円
春日井市にて出張買取いたしました。同じく不用品回収と同時買取です。
不用品回収業者をお探しならエコーズへ
ベッドの回収方法は7つあり、それぞれ異なるメリット・デメリットがあります。
自分の状況や費用面などを考慮して、手間なく処分できる方法は何なのかを検討してみましょう。スプリングマットレスは回収してもらえない場合があるため、注意が必要です。
エコーズでは年間1万件以上の不用品回収を承っております。
ベッド・マットレスはもちろん不用品全般の回収を行っているため、お気軽にご相談ください。無料見積もりやご予約はこちらです。